ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

7-ケトコレステロールが神経細胞N2a細胞に誘発する酸化的な細胞死の、レスベラトロール、ケルセチン、アピゲニンによる予防

Prevention by Dietary Polyphenols (Resveratrol, Quercetin, Apigenin) Against 7-Ketocholesterol-Induced Oxiapoptophagy in Neuronal N2a Cells: Potential Interest for the Treatment of Neurodegenerative and Age-Related Diseases

要旨:
マウス由来の神経細胞N2aに、コレステロールの酸化物7-ケトコレステロール(7KC)を作用させると、酸化的な細胞死を誘発した。しかし、ケルセチン、レスベラトロール、アピゲニンの組合せを共存させると、抗酸化ストレス作用で細胞死が阻止できた。組合せはミトコンドリアにて、活性酸素の発生を防止し、膜電位の損失による機能不全を回復した。また、7KCを原因とするアポトーシスおよびオートファジーも、組合せが阻止した。