ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンはミクログリア/マクロファージの活性化を、CD150/CD206 M2表現型に調節する

The flavonoid rutin modulates microglial/macrophage activation to a CD150/CD206 M2 phenotype

要旨:
ルチンはミクログリアに毒性がなく、投与量依存的に同細胞を増殖した。ルチンはまた、ミクログリアの活性化を誘導し、CD150/CD206陽性M2表現型を特徴とした。ルチンが抑制するマーカーは、TNF-α・IL-1β・IL-6・iNOS・一酸化窒素であった。一方、ルチンはIL-10とアルギナーゼを増大させた。