ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

疼痛を治療する、ケルセチン/アミノ酸の混合アモルファスを含むペレット: 製剤化、最適化、in vitro、in vivo研究

Pellets containing quercetin amino acid co-amorphous mixture for the treatment of pain: Formulation, optimization, in-vitro and in-vivo study

著作名:
Pranali Hatwar
Inayat Bashir Pathan
Nahid Anjum Hafizuddin Chishti
Wahid Ambekar
出典:
Journal of Drug Delivery Science and Technology
2021
62
102350
DOI:
10.1016/j.jddst.2021.102350
キーワード:
ケルセチン
アルギニン
水溶性
ペレット
ラット
カラギーナン
鎮静
動物実験
要旨:
ケルセチンのバイオアベイラビリティを改善すべく、各種アミノ酸と混合比率を探索した結果、ケルセチン/アルギニン 1:2をベストと見出し、2.1±0.2 mg/mLの水溶性を達成した。同混合物の押出成形により、ペレット製剤を得た。このペレット製剤からは3時間以内に95%のケルセチンが放出され、ケルセチン単独の20%以下と比べて顕著な向上を確認した。また、ラットの足先にカラギーナンを注射して惹起した腫れに対する鎮静効果では、ケルセチン単体と比較したペレット製剤の有意性を実証した。