シスプラチン処置したオスラットの子孫における、小脳と精巣異常のケルセチンによる有望な治療
Therapeutic potential of quercetin in rat offspring cerebellum and testis of father subjected to Cisplatin treatment
- 出典:
- Current Research in Cytology and Histology
- 2020
- 1
- 36–41
- DOI:
- 10.33702/crcah.2020.1.1.6
- 要旨:
- 抗癌剤シスプラチンで処置したオスラットの子ラット(メスには処置しない)は、遺伝的な異常が見られた。始原生殖細胞の変形を伴う精細管の奇形・小脳皮質の発達障害・血管の変形ともろさ・小脳回での血管新生が主な異常であるが、シスプラチンと同時にケルセチンを投与すると、異常が低減した。