ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

白ネギの絞り汁の変異原性と、ケルセチンおよびルチンの含有量

The mutagenic potency of onion juice vs. its contents of quercetin and rutin

著作名:
Lan Gao
Christine Schäfer
Katja O'Reardon
Eva Gorgus
Ruth Schulte-Hubbert
Dieter Schrenk
出典:
Food and Chemical Toxicology
2021
148
111923
DOI:
10.1016/j.fct.2020.111923
キーワード:
白ネギ
変異原性
Ames試験
ルチン
ケルセチン
要旨:
白ネギの絞り汁には、軽度の突然変異原性を認めた。ネズミチフス菌TA100を用いてAmes試験を行った所、感受性が低下した。また、他の菌類に対しても、同じ濃度で毒性を及ぼした。しかしながら、主成分であるルチンとケルセチンには変異原性がなく、他の成分が寄与している。