ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

トリトンWR-1339で誘発した脂質異常症ラットに対するルチンの脂質低下作用

Hypolipidemic action of Rutin on Triton WR-1339 induced hyperlipidemia in rats

著作名:
Livingston Raja NR
Aathira Ravindran Nair
Swarnabala Senthilpandian
Vijay Ravi
出典:
Journal of Pre-Clinical and Clinical Research
2021
15
51–55
DOI:
10.26444/jpccr/136231
キーワード:
脂質異常症
ルチン
アトロバスタチン
ラット
動物実験
要旨:
非イオン系界面活性剤Triton WR-1339で惹起した、脂質異常症モデルラットを用いるルチンの薬効評価。ルチンの投与は、総コレステロール・中性脂肪・LDLを減少させ、HDLを増大させた。脂質異常症の保護効果には投与量依存性が見られ、ポジコンとして用いた既存薬アトロバスタチンが60.6%、ルチン80 mg/kgで55.6%、ルチン40 mg/kgで41.9%であった。