ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチン: メスキート葉から得られる、捻転胃虫の卵と幼虫の駆除物質

Isorhamnetin: A Nematocidal Flavonoid from Prosopis laevigata Leaves Against Haemonchus contortus Eggs and Larvae

要旨:
マメ科の常緑低木である、メスキート葉のエタノール水抽出物が、捻転胃虫の卵と幼虫に駆除作用を示した。粗抽出物を水と酢酸エチルで分画し、酢酸エチル画分より有効成分を得て、イソラムネチンと同定した。イソラムネチンは、0.07 mg/mLの濃度で48時間以内に卵が全て孵化し、7.5 mg/mLの濃度では72時間以内に幼虫が全て死亡した。