子宮内膜症に関連する炎症と痛みの軽減: ケルセチン・ウコン・N-アセチルシステインの有効性
Effectiveness of the integration of quercetin, turmeric, and N-acetylcysteine in reducing inflammation and pain associated with endometriosis. In-vitro and in-vivo studies
- 出典:
- Minerva Ginecologica
- 2020
- 72
- 285-291
- DOI:
- 10.23736/S0026-4784.20.04615-8
- 要旨:
- 子宮内膜症の患者33名を対象とする、Alliendo(既存のタブレット)の有効性・安全性を検証した臨床研究。Alliendo1錠に、ケルセチン200 mg、クルクミン類95%のウコンエキス210 mg、N-アセチルシステイン150 mgを含んでいる。Alliendo1日1錠の服用を2ヶ月間継続した結果、子宮内膜症に伴う痛み(月経時・骨盤痛・性交時)が顕著に軽減し、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用頻度も減少した。また、特別な副作用も見られず、安全性も実証した。