エピカテキンとケルセチンはin vitroの抗酸化作用を示し、メタボリックシンドロームに関連する生化学的パラメーターを改善し、ヒト細胞の遺伝子毒性を低下させる
Epicatechin and quercetin exhibit in vitro antioxidant effect, improve biochemical parameters related to metabolic syndrome, and decrease cellular genotoxicity in humans
- 著作名：
- Aldo Leyva-Soto
- Rocío Alejandra Chavez-Santoscoy
- Omar Porras
- Miltha Hidalgo-Ledesma
- Aracely Serrano-Medina
- Ana Alejandra Ramírez-Rodríguez
- Nydia Alejandra Castillo-Martinez
- 出典：
- Food Research International
- 2021
- 142
- 110101
- DOI：
- 10.1016/j.foodres.2020.110101
- 要旨：
- ケルセチン/エピカテキン 1:1混合物のメタボリックシンドロームへの効果を検証した臨床研究。30~60歳のメタボ患者156名をランダムに2群に分け、78名は0.05%のケルセチン/エピカテキンを含むパンを3カ月間食べ続け、残り78名は対照として、フラボノイドが入っていないパンを服用した。介入群は対照群と比べて、総コレステロール・中性脂肪・空腹時血糖値が顕著に減少した。また、介入群における頬の内皮細胞での核異常は、15.8 ± 3.2から8.3 ± 1.0個に減少し、遺伝毒性の保護効果も認めた。