子宮内膜症のモデルラットにおける、ケルセチン・メトホルミン・組合せの改善効果
Ameliorative Effects of Quercetin and Metformin and Their Combination Against Experimental Endometriosis in Rats
- 著作名:
- Navid Jamali
- Fatemeh Zal
- Zohreh Mostafavi-Pour
- Mohammad Samare-Najaf
- Tahereh Poordast
- Amirreza Dehghanian
- 出典:
- Reproductive Sciences
- 2021
- 28
- 683–692
- DOI:
- 10.1007/s43032-020-00377-2
- 要旨:
- 手術で惹起した子宮内膜症のモデルラットを用いる、ケルセチンとメトホルミンとの組合せの薬効評価。モデルラットは、血中のTNF-αおよび17β-エストラジオールが極度に増大し、NQO1の活性とNrf2とオートファジー関連マーカーの発現が減少した。また、mTOR遺伝子は、正所性の子宮内膜組織に比べて、異所性の組織で多く発現した。組合せの投与は、それぞれの単独投与時と比べて有意に、病態を元に戻し、子宮内膜に移植したインプラントを縮小した。