ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ブロイラーの腸内微生物およびAMPK/PPARシグナル伝達経路の調節を介する脂質代謝へのケルセチンの効果

Effect of Quercetin on Lipids Metabolism Through Modulating the Gut Microbial and AMPK/PPAR Signaling Pathway in Broilers

要旨:
ブロイラーに0.6 g/kgのケルセチンを42日間投与すると、非投与群と比べて顕著に腹部脂肪を減らした。腸内細菌叢では、ラクノスピラ科(Lachnospiraceae)とデスルフォビブリオ科(Desulfovibrionaceae)が減少した。AMPKγ・LKB1・CPT1・PPARα・PKBをコードするmRNAの発現を増加させた一方で、PI3K・ACC・HMGR・PPARγ・SREBP1に関するmRNAの発現は減少した。