ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ネットワーク薬理学とバイオインフォマティクス解析に基づく、ケルセチンの早産予防効果

The Preventive Effects of Quercetin on Preterm Birth Based on Network Pharmacology and Bioinformatics

要旨:
この論文の筆者らは、リポ多糖が惹起する早産をケルセチンが予防するデータを発表しているが、そのメカニズムをバイオインフォマティクス解析した。その結果、早産予防に関係しそうな、ケルセチンの標的候補105個を得た。主な標的は、ステロイド代謝経路、薬物代謝経路、酸化還元経路、P450による遠隔水酸化経路、細胞遊走の促進、アポトーシスの抑制、細胞増殖の促進であった。