ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ヘム毒性を抑制する、ルチンとウシ血清アルブミンとの錯体

Formation of a bovine serum albumin diligand complex with rutin for the suppression of heme toxicity

著作名:
Mengjuan Luo
Yinhua Sui
Rong Tian
Naihao Lu
出典:
Biophysical Chemistry
2020
258
106327
DOI:
10.1016/j.bpc.2020.106327
キーワード:
ルチン
ウシ血清
アルブミン
錯体
抗酸化作用
ヘム毒性
要旨:
ルチンは、ウシ血清中のアルブミンと錯体を形成する。ルチンの抗酸化作用は、錯体を形成しても有効に働く。蛋白質と相互作用しないフリーのヘムは、活性酸素種を発生させるなど細胞に有害であるが、同錯体は毒性を緩和する。