ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの抗線維化活性は、TGF-β/AKT/mTORシグナル伝達経路を介してウサギの気管狭窄を軽減する

Anti-fibrosis activity of quercetin attenuates rabbit tracheal stenosis via the TGF-β/AKT/mTOR signaling pathway

要旨:
ケルセチンを予め投与すると、リポ多糖が惹起する、線維化誘導因子(IL-6・IL-8・COL-1・COL-3・LC3)および線維化信号の伝達物質(mTOR・AKT)の上昇を抑制した。さらに、ケルセチンの抗線維化効果は、恐怖体験のトラウマに起因するウサギの気管狭窄モデルでも示された。