ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはHSF-1活性とインスリン様およびp38-MAPKシグナル伝達の両方を調節して、老化および熱ストレスを受けた線虫(Caenorhabditis elegans)の運動性を高める

Quercetin enhances motility in aged and heat-stressed Caenorhabditis elegans nematodes by modulating both HSF-1 activity, and insulin-like and p38-MAPK signalling

著作名:
Takaya Sugawara
Kazuichi Sakamoto
出典:
PLoS ONE
2020
15
e0238528
DOI:
10.1371/journal.pone.0238528
キーワード:
ケルセチン
老化
熱ストレス
線虫
運動性
ILS経路
p38-MAPK経路
動物実験
要旨:
ケルセチンは、老化もしくは熱ストレス下で、線虫(Caenorhabditis elegans)の運動性を改善した。インスリン様シグナル伝達(ILS)経路およびp38-分裂促進因子活性化蛋白質キナーゼ(p38-MAPK)経路の両方のケルセチンが活性化するメカニズムを明らかにした。