低濃度のケルセチンはApis cerana(ミツバチ科)に対する、イミダクロプリドの致死量および亜致死量を低減する
Low Concentration of Quercetin Reduces the Lethal and Sublethal Effects of Imidacloprid on Apis cerana (Hymenoptera: Apidae)
- 出典:
- Journal of Economic Entomology
- 2021
- 114
- 1053–1064
- DOI:
- 10.1093/jee/toab043
- 要旨:
- ケルセチンは、殺虫剤イミダクロプリドのミツバチに対する致死量および亜致死量を、著しく低下した。37.8 mg/Lのケルセチンで24時間処置したミツバチは、10 μg/Lのイミダクロプリドに常時暴露した場合の寿命を著しく延長した。ケルセチン濃度を75.6 mg/Lに上げると、イミダクロプリドが惹起したスクロース応答性の低下の顕著な改善を認めた。