ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンは線虫(Caenorhabditis elegans)のNHR-49依存性経路を介して、脂肪低下効果を示す

Fat-lowering effects of isorhamnetin are via NHR-49-dependent pathway in Caenorhabditis elegans

要旨:
イソラムネチンは、非寄生性の線虫(Caenorhabditis elegans)の摂餌量やエネルギー支出に影響を与えずに、体内の中性脂肪を著しく減少した。イソラムネチンはNHR-49を介して、エノイル-CoAヒドラターゼ(脂肪酸のβ-酸化を担う酵素)および脂肪細胞トリグリセリドリパーゼ(中性脂肪を分解する酵素)を活性化した。