ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

カイコの成長と免疫応答に対する、核多角体ウイルスとケルセチンの組合せの効果

The effects of quercetin combined with nucleopolyhedrovirus on the growth and immune response in the silkworm (Bombyx mori)

著作名:
Guiqin Shi
Zhaoyang Kang
Huijuan Liu
Fei Ren
Yuan Zhou
出典:
Archives of Insect Biochemistry and Physiology
2021
108
e21839
DOI:
10.1002/arch.21839
キーワード:
ケルセチン
核多角体病ウィルス
カイコ
成長阻害
動物実験
要旨:
外敵である虫から身を守るために、植物は虫の免疫系阻害物質フラボノイドを産出する。一方で、病原体の多くも、虫の免疫系を阻害する。そこで、ケルセチンと核多角体病ウィルスの組合せをカイコに晒したらどうなるか検証した。その結果、組合せの暴露は、ウィルス単独処置時と比べて顕著にカイコの成長を阻害した。