ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Sprague-Dawleyラットにおける、イソケルシトリン-γ-シクロデキストリン分子包接複合体の、13週間の亜慢性毒性

13-Weeks subchronic toxicity of isoquercitrin-γ-cyclodextrin (IQC-γCD) molecular inclusion complex in Sprague-Dawley rats

要旨:
GLPに基づく13週間ラット反復投与試験で、イソケルシトリン-γ-シクロデキストリン包接複合体の毒性を調べた。NOAEL(Non observed adverse effect level; ラットに毒性影響がみられない最大の投与量)は、オスで3338.55 mg/kg/day、メスで2177.33 mg/kg/dayであった。また、特定の臓器への毒性は見られず、血液や組織の生化学パラメータへの異常は認めなかった。