ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン-ビアピゲニンナノ粒子は、効果的に血液脳関門を通過する

Quercetin-biapigenin nanoparticles are effective to penetrate the blood–brain barrier

著作名:
Ana Isabel Oliveira
Cláudia Pinho
Bruno Sarmento
Alberto C. P. Dias
出典:
Drug Delivery and Translational Research
2022
12
267–281
DOI:
10.1007/s13346-021-00917-6
キーワード:
ケルセチン
ビアピゲニン
ナノカプセル
脳細胞
血液脳関門
膜透過性
透過係数
要旨:
ケルセチンとビアピゲニンをポリマーに封じ込めたナノカプセルを調製した。このナノカプセルは、脳細胞を用いた血液脳関門(BBB)のvitroモデルにて、優れた膜透過性を示した。フリーのフラボノイドの透過係数は50 × 10–6 cm/sであったが、ナノカプセルでは80 × 10–6 cm/sに向上した。