ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

植物由来のクルクミン・ケルセチン・3-ヒドロキシインドール・レスベラトロールは、子宮頸癌細胞株HeLaにて乳酸-ピルビン酸レベルを調節して、細胞毒性を示す

Phytocompounds curcumin, quercetin, indole-3-carbinol, and resveratrol modulate lactate–pyruvate level along with cytotoxic activity in HeLa cervical cancer cells

要旨:
子宮頸癌細胞株HeLaを用いて、植物由来の化合物(ケルセチン、クルクミン、3-ヒドロキシインドール、レスベラトロール、エラグ酸)の抗癌活性を評価した。これらは全て、HeLaの遊走を濃度依存的に阻害した。また、エラグ酸を除けば、細胞内の乳酸の消費とピルビン酸の上昇を抑制し、癌細胞の増殖に必要なエネルギーの遮断を示唆した。