ケルシトリンは卵巣摘出マウスの脂質異常症と脂肪肝を改善する
Quercitrin Ameliorates Hyperlipidemia and Hepatic Steatosis in Ovariectomized Mice
- 要旨:
- 卵巣を摘出して非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の状態にしたメスマウスを用いる、ケルシトリンの薬効評価。ケルシトリンを投与すると、卵巣摘出の悪影響を軽減した。すなわちケルシトリンは、血中の中性脂肪・総コレステロール・LDLを低下させ、脂肪肝を軽減し、炎症誘導性サイトカイン(TNF-α・IL-6・IL-1β)の発現を抑制した。