マスティック葉から得たケルセチン-3-O-ラムノシドとミリセチン-3-O-ラムノシドによる、ラットの創傷治癒効果
Wound healing potential of quercetin-3-O-rhamnoside and myricetin-3-O-rhamnoside isolated from Pistacia lentiscus distilled leaves in rats model
- 出典:
- Biomedicine & Pharmacotherapy
- 2022
- 146
- 112574
- DOI:
- 10.1016/j.biopha.2021.112574
- 要旨:
- 創傷モデルラットを用いる、マスティック葉から得たケルセチン-3-O-ラムノシドとミリセチン-3-O-ラムノシドの薬効評価。局所塗布は陰性対照群と比較して、両者とも創傷治癒を加速し、炎症細胞の浸潤を減少させた。塗布によりC反応性蛋白質・炎症誘発性因子TNF-α・血管新生マーカーCD-31が顕著に減少し、エラスターゼ阻害を誘導した。