ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

腹部内臓脂肪減少への糖転移ルチンの影響: 無作為化・プラセボ対照・二重盲検・並行群間試験

The reduction impact of monoglucosyl rutin on abdominal visceral fat: A randomized, placebo-controlled, double-blind, parallel-group

著作名:
Yushi Hashizume
Mahamadou Tandia
出典:
Journal of Food Science
2020
85
3577-3589
DOI:
10.1111/1750-3841.15429
キーワード:
臨床研究
無作為化
二重盲検
プラセボ対照
並行群間
糖転移ルチン
腹部内臓脂肪
要旨:
BMIが23~30の健常者66名を対象とする、糖転移ルチンが腹部内臓脂肪を減少させる効果を検証した臨床研究。ランダムに3群に分け、介入群は1日200mgもしくは400mgの糖転移ルチンを8週間服用し、非介入群はプラセボを摂取した。200mg群・400mg群ともに、服用前からの付着内臓脂肪の減少分は、プラセボ群と比べて顕著であった。更に400mg群では、内臓脂肪に関連する症状の緩和が、投与4週目から観察された。