ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンの葉面散布は、トマトの発育・実り・栄養価を向上させる

Increasing plant performance, fruit production and nutritional value of tomato through foliar applied rutin

要旨:
ルチンを各種濃度(0, 0.5, 1.0, 1.5, 2.0 mmol/L)で、トマトへの葉面散布を20日間継続した。ルチン濃度は、葉の1次代謝産物(葉緑素・炭水化物・蛋白質)の濃度と関連しており、成長のパラメーターと果実生産の改善を示している。ルチン濃度はまた、果実の2次代謝産物(ポリフェノール・フラボノイド・リコピン・β-カロテン・ルテイン)とも密接に関連し、抗酸化力を高めた。