ナビトクラックスまたはダサチニブ/ケルセチンで処置した肥満マウスにおける一過性の代謝改善
Transient metabolic improvement in obese mice treated with navitoclax or dasatinib/quercetin
- 著作名:
- Arantzazu Sierra-Ramirez
- José Luis López-Aceituno
- Luis Filipe Costa-Machado
- Adrián Plaza
- Marta Barradas
- Pablo Jose Fernandez-Marcos
- 出典:
- Aging
- 2020
- 12
- 11337—11348
- DOI:
- 10.18632/aging.103607
- 要旨:
- 高脂肪食で惹起した肥満マウスに、ケルセチンとチロシンキナーゼ阻害剤ダサチニブとの組合せを、8週間(5周期)に渡って投与した。その結果、インスリン感受性と経口グルコース負荷試験にて、3~4周期目には改善効果が見られ、5周期目には惹起前の状態に戻った。また、白色脂肪組織中の老化関連マーカー(β-ガラクトシダーゼ活性・Cdkn2a-p16・Cdkn2a-p19)の減少も認めた。