ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

O-置換したケルセチン誘導体の総説: 構造に基づく分類・薬物設計・開発・生物活性

O-Substituted Quercetin derivatives: structural classification, drug design, development, and biological activities, a review

著作名:
Seyedeh Roya Alizadeh
Mohammad Ali Ebrahimzadeh
出典:
Journal of Molecular Structure
2022
1254
132392
DOI:
10.1016/j.molstruc.2022.132392
キーワード:
総説
ケルセチン
O-置換誘導体
構造活性相関
要旨:
O-置換ケルセチン誘導体の、構造に基づく分類・薬物設計・開発・生物活性を述べた総説。天然物に限らず、合成品の構造活性相関にも言及している。構造ごとに、1) O-アルキルおよびアリール、2) O-アシル、3) O-ヘテロアリールの3カテゴリーに章分けした。1)に関しては、抗癌作用・抗菌作用・抗酸化作用・心保護作用・抗サラセミア作用を論じている。2)は、抗酸化作用・抗炎症作用・抗糖尿病作用・抗肥満作用・抗ウィルス作用・抗癌作用に言及している。3)では、抗酸化および抗炎症作用・抗真菌作用の論文を整理した。