高脂肪食を与えたICRマウスのAMPKα活性化による肥満と高血糖へのケルセチンとその配糖体の予防効果
Prevention effect of quercetin and its glycosides on obesity and hyperglycemia through activating AMPKα in high-fat diet-fed ICR mice
- 出典:
- Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition
- 2020
- 67
- 75-83
- DOI:
- 10.3164/jcbn.20-47
- 要旨:
- マウスに高脂食を与えた際、フラボノイド(ルチン・イソケルシトリン・ケルセチン・酵素処理イソケルシトリン)を共投与すると、脂質異常症と肥満を効果的に予防した。それぞれのフラボノイドを0.1%となるように餌に混ぜて、13週間投与した。ケルセチンは体重増加の予防効果がなかったが、他の3種には認められた。血糖値およびインスリン値の上昇は、4種とも同等に抑制した。