ルチンを担持したキトサン-アルギン酸ナノ粒子: 抗糖尿病および細胞毒性の研究
Formulation and Characterization of Rutin Loaded Chitosan-alginate Nanoparticles: Antidiabetic and Cytotoxicity studies
- 出典:
- Current Drug Delivery
- 2022
- 19
- 379 - 394
- DOI:
- 10.2174/1567201818666211005090656
- 要旨:
- ルチンを担持したキトサン-アルギン酸ナノ粒子をイオンゲル化法で調製し、168.4 ± 11.23 nmの粒径と、-24.7 ± 1.5 mVのゼータ電位を確認した。この新規製剤は、フリーのルチンと比べてバイオアベイラビリティが3.5倍向上し、糖尿病モデルラットの血中グルコースレベルにおいても同様の傾向を示した。また、HepG2細胞へのグルコース取り込みも、ナノ粒子は有意に増加させた。