ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは結腸癌に有益か? アポトーシス経路を利用する細胞培養の研究

Is Quercetin Beneficial for Colon Cancer? A Cell Culture Study, Using the Apoptosis Pathways

著作名:
Meltem Özgöçmen
Dilek Bayram
İlkay Armağan
Gülçin Yavuz Türel
Murat Sevimli
Nurgül Şenol
出典:
Anti-Cancer Agents in Medicinal Chemistry
2022
22
193 - 200
DOI:
10.2174/1871520621666210624110547
キーワード:
結腸癌
SW480
ケルセチン
アポトーシス
カスパーゼ-3
要旨:
ヒト由来結腸癌細胞株SW480を用いる、ケルセチンの薬効評価。2Dおよび3D培養の両方で、ケルセチンはSW480にアポトーシスを誘導し、細胞増殖を阻害した。カスパーゼ-3とアポトーシス誘導因子(AIF)の両方が増加したが、前者の方がより有意であった。従って、アポトーシス経路にはカスパーゼ依存性および非依存性の2通りが存在するが、前者がメインであった。