ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フェルラ酸とケルセチンは、タートラジンが誘発した中毒によるキイロショウジョウバエの行動的と神経化学の欠陥を改善する

Ferulic acid and quercetin improve behavioral and neurochemical deficits in tartrazine-induced intoxication in fruit flies (Drosophila melanogaster)

著作名:
Adedayo O. Ademiluyi
Damilola M. Olatunde
Ganiyu Oboh
出典:
Comparative Clinical Pathology
2022
31
97–107
DOI:
10.1007/s00580-021-03312-2
キーワード:
キイロショウジョウバエ
タートラジン
ケルセチン
フェルラ酸
抗酸化作用
神経保護
動物実験
要旨:
3~5日齢のキイロショウジョウバエに、1) 通常の餌、2) タートラジン(合成着色料)を添加した餌、3) タートラジンとケルセチンを添加した餌、4) タートラジンとフェルラ酸を添加した餌を、それぞれ7日間食べさせた。ケルセチンとフェルラ酸はいずれも、タートラジンが悪化した行動・酸化ストレス・抗酸化酵素活性・神経化学的パラメーターを回復させた。