ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

糖尿病薬としてのケルセチンフラボノイドの役割: 総説

Role of Quercetin Flavonoid as Antidiabetic: A Review

著作名:
Hussein K. Hamid
Maithm A. Obaid
出典:
International Journal of Drug Delivery Technology
2021
11
1495-1500
DOI:
10.25258/ijddt.11.4.65
キーワード:
総説
ケルセチン
糖尿病
作用機序
要旨:
ケルセチンの抗糖尿病作用に焦点を当てた総説。ケルセチンの作用機序として、膵島β-細胞の活性化・細胞および組織のグルコース取込みの促進・グリコーゲン分解の減少・α-グルコシダーゼの阻害に分けて論じている。ケルセチンの単独処置の限界にも言及し、組合せ効果を報告した論文を整理した。副作用を中心とする既存薬の問題点にも触れ、ケルセチンの効用を際立たせている。