ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

高脂肪食モデルブロイラーへのケルセチン投与の有効性: 動物学的パラメーター・血清生化学・抗酸化状態・病理形態学・遺伝子発現の研究

Evaluation of efficacy of dietary quercetin supplementation on high energy diet model in broilers: its implication on zootechnical parameters, serum biochemistry, antioxidant status, pathomorphology, and gene expression studies

要旨:
高脂肪食で飼育したブロイラー雛は、通常食と比べて、コルチゾールとマロンジアルデヒドが上昇し、血中・肝臓中ともにSODとGPxの活性が低下した。また、脂肪と過酸化脂質の蓄積により、肝腎両組織を損傷し、炎症性マーカー(IL-1β・IL-6・TNF-α)の発現を促進した。しかし、ケルセチンを添加した高脂肪食では、この様な異常は起こらなかった。