高脂肪食モデルブロイラーへのケルセチン投与の有効性: 動物学的パラメーター・血清生化学・抗酸化状態・病理形態学・遺伝子発現の研究
Evaluation of efficacy of dietary quercetin supplementation on high energy diet model in broilers: its implication on zootechnical parameters, serum biochemistry, antioxidant status, pathomorphology, and gene expression studies
- 出典:
- Animal Production Science
- 2022
- 62
- 554-571
- DOI:
- 10.1071/AN21218
- 要旨:
- 高脂肪食で飼育したブロイラー雛は、通常食と比べて、コルチゾールとマロンジアルデヒドが上昇し、血中・肝臓中ともにSODとGPxの活性が低下した。また、脂肪と過酸化脂質の蓄積により、肝腎両組織を損傷し、炎症性マーカー(IL-1β・IL-6・TNF-α)の発現を促進した。しかし、ケルセチンを添加した高脂肪食では、この様な異常は起こらなかった。