カスパーゼ-3とNF-κBの遺伝子調節を介する、スルファメトキサゾールとケルセチンの組合せの抗増殖効果: in vitroおよびin vivo研究
Anti-proliferative effects of the combination of Sulfamethoxazole and Quercetin via caspase3 and NF-κB gene regulation: an in vitro and in vivo study
- 出典:
- Naunyn-Schmiedeberg's Archives of Pharmacology
- 2022
- 395
- 227–246
- DOI:
- 10.1007/s00210-021-02174-3
- 要旨:
- ケルセチンと抗菌剤スルファメトキサゾールとの組合せが、抗癌効果を示した。組合せは、HCT-116・HepG2・MCF-7・PC3の癌細胞株にアポトーシスを誘発し、細胞周期を停止した。組合せはまた、エールリッヒ腹水癌を移植したマウスにNF-κBを下方調節し、カスパーゼ-3は上方調節して、アポトーシスを誘導した。その結果、移植した癌細胞の増殖と転移を阻害した。