ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンは炎症メカニズムを調節してマラリアの病因を改善する: in vitroおよびin vivo研究

Rutin ameliorates malaria pathogenesis by modulating inflammatory mechanism: an in vitro and in vivo study

要旨:
Virto: ルチンは抗マラリア原虫活性を示した。既存薬クロロキン感受性と耐性の両方の原虫に有効であった。Vivo: 原虫Plasmodium bergheiでマラリアを惹起したマウスに、ルチンを経口投与した。その結果、血中の寄生虫量が減少し、ヘモグロビンとグルコース濃度は元に戻り、生存期間を延長した。ルチンとクロロキンとの組合せでは、相乗効果を認めた。