ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

高脂肪食が誘発した肥満および脂質異常症モデルマウスへの、酸加水分解で糖部分を除去したルチンの効果

Effect of Deglycosylated Rutin by Acid Hydrolysis on Obesity and Hyperlipidemia in High-Fat Diet-Induced Obese Mice

要旨:
高脂肪食で惹起したモデルマウスの脂質異常症と肥満を、フラボノイド(後述)が効果的に改善した。フラボノイドを7週間投与すると、体重の減少と脂肪細胞の縮小を認めた。また、血中の中性脂肪・総コレステロール・LDLも顕著に減少した。なお、ルチン・酸処理したルチン・ケルセチンを比較したところ、酸処理したルチンが最も良好な結果だった。