ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

キヌア可溶性繊維とイソケルセチンは腸内細菌叢の組成を変化させ、キジの刷子縁膜の形態を改善する

Quinoa Soluble Fiber and Quercetin Alter the Composition of the Gut Microbiome and Improve Brush Border Membrane Morphology In Vivo (Gallus gallus)

要旨:
ケルセチン-3-グルコシド(イソケルセチン)とキヌア由来の可溶線維をキジに共投与すると、それぞれの単独投与時や無投与と比べて顕著に、刷子縁膜(小腸の上皮細胞の頂端膜)の形態を改善した。とりわけ、杯細胞とパネート細胞の増大が著しかった。キヌア線維の単独投与では、プロバイオティクスのLactiplantibacillus plantarumを増やす働きも認めた。