二酸化チタンナノ粒子が誘発した肝毒性における、ミトコンドリア機能障害のケルセチンによる調節
Modulatory Role of Quercetin in Mitochondrial Dysfunction in Titanium Dioxide Nanoparticle-Induced Hepatotoxicity
- 出典:
- ACS Omega
- 2022
- 7
- 3192–3202
- DOI:
- 10.1021/acsomega.1c04740
- 要旨:
- 二酸化チタンナノ粒子で惹起した肝毒性のモデルラットを用いる、ケルセチンの薬効評価。予めケルセチンを投与すると、二酸化チタンナノ粒子がもたらすミトコンドリア中で枯渇した過酸化脂質と蛋白質のカルボニル含有量を、大幅に回復した。抗酸化物質とミトコンドリア複合体酵素の変化は、ケルセチンが調節した。