ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

脂質異常症誘発性モデルラットの脂肪毒性および免疫活性化は、クルクミンおよびルチンが防止する

Hyperlipidemia-induced lipotoxicity and immune activation in rats are prevented by curcumin and rutin

要旨:
ポロキサマー407をラットに投与すると、急性脂質異常症のモデルとして、脾臓の肥大とアデノシンデアミナーゼ(ADA)の過活性化が見られた。しかし、ルチンまたはクルクミンを予め投与しておけば、これらが防げた。脾臓サイズは、非投与群より20%減少した。ADA活性の減少は、ルチン群で23%、クルクミン群で28%、併用群で27%であった。