ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

高グルコース培地におけるSprague-Dawleyラット由来の海馬ニューロンのアポトーシスとMAPK伝達経路に対する、ケルセチン・オレアノール酸・イカリインの有効性

Efficacy of quercetin, oleanolic acid, icariin on apoptosis and mitogen-activated protein kinases signaling pathways in hippocampal neurons of Sprague-Dawley rats cultured with high glucose medium

著作名:
Bin Yan
Jingbo Wang
Guoqing Tian
出典:
Journal of Traditional Chinese Medicine
2021
41
732-738
DOI:
10.19852/j.cnki.jtcm.2021.05.008
キーワード:
ラット
海馬ニューロン
グルコース
アポトーシス
p38 MAPK
JNK
リン酸化
ケルセチン
オレアノール酸
イカリイン
ex vivo
要旨:
生後24時間のSprague-Dawleyラットから採取した海馬ニューロンを、グルコース濃度が異なった条件で培養した。高グルコース下では、アポトーシス速度が加速され、p38 MAPKとJNKのリン酸化された割合が増大した。しかし、ケルセチン・オレアノール酸・イカリインの添加はアポトーシスとリン酸化を抑制した。3種を組合せると、効果はさらに高まった。