アクリルアミドがラットに誘発した酸化ストレス・生化学的変化・組織病変に対するルチンの保護効果
Protective efficacy of rutin against acrylamide-induced oxidative stress, biochemical alterations and histopathological lesions in rats
- 著作名:
- Chhavi Uthra
- Mohd Salim Reshi
- Amita Jaswal
- Deepa Yadav
- Sadhana Shrivastava
- Neelu Sinha
- Sangeeta Shukla
- 出典:
- Toxicology Research
- 2022
- 11
- 215–225
- DOI:
- 10.1093/toxres/tfab125
- 要旨:
- アクリルアミドで惹起したラットの毒性は、ルチンが効果的に保護した。アクリルアミドはアセチルコリンエステラーゼ活性を低下し、肝臓、腎臓、脳に過酸化脂質を増大し、GSHと抗酸化物質(SOD・カタラーゼ)は減少した。アクリルアミドはまた、血中トランスアミナーゼ・ビリルビン・尿素・尿酸・クレアチニンを増大し、脂質プロファイルの悪化と損傷を示した。しかし、ルチンを3日連続して投与すると、その抗酸化作用により、顕著な回復を示した。