膠芽腫細胞株に対するケルセチンの細胞毒性・アポトーシス・ストレス応答に関する予備的な研究
A Preliminary Study of the Effect of Quercetin on Cytotoxicity, Apoptosis, and Stress Responses in Glioblastoma Cell Lines
- 出典:
- International Journal of Molecular Sciences
- 2022
- 23
- 1345
- DOI:
- 10.3390/ijms23031345
- 要旨:
- 膠芽腫細胞株のA172とLBC3の両方に、ケルセチンは細胞死をもたらし、脳腫瘍への有効性を示唆した。A172にケルセチンは、カスパーゼ3および7によるアポトーシスを誘導し、活性酸素を発生し、小胞体ストレスを増大した。一方、LBC3に対してケルセチンは、アポトーシスの促進は培養開始から24時間に限られ、48時間後には壊死性の細胞死へシフトした。