ケルセチンはTSC2-RHEB-mTOR経路を介して、膝変形性関節症における軟骨細胞のオートファジーを調節する
Quercetin mediates TSC2-RHEB-mTOR pathway to regulate chondrocytes autophagy in knee osteoarthritis
- 出典:
- Gene
- 2022
- 820
- 146209
- DOI:
- 10.1016/j.gene.2022.146209
- 要旨:
- 内側半月板を切除した膝変形性関節症のラットモデルを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンは関節損傷を軽減し、MMP-13発現の増加を抑制し、コラーゲンとアグリカンの発現の減少も阻止した。ケルセチンはまた、RHEB・p-mTOR・p-YLK1・P62の発現を抑制したが、TSC2とLC3BIIの発現は促進した。ケルセチンは、軟骨細胞におけるIL-1β阻害ムコ多糖の合成を促進した。