ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとアコニチンは小胞体ストレス経路を介して、ヒト由来子宮頸癌細胞株HeLaのアポトーシスを相乗的に誘導する

Quercetin and aconitine synergistically induces the human cervical carcinoma HeLa cell apoptosis via endoplasmic reticulum (ER) stress pathway

要旨:
ケルセチンとアコニチン(トリカブトの毒)との組合せは、ヒト由来子宮頸癌細胞株HeLaの増殖を、相乗的に阻害した。組合せは、小胞体ストレス経路を誘発し、HeLaにおける各種蛋白質(eIF2α・ATF4・IRE1・XBP1・CHOP)のmRNAの発現を上方調節して、アポトーシスを誘導した。