ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

逆流性食道炎の慢性モデルにて、イソラムネチンは食道粘膜の損傷を軽減する

Isorhamnetin alleviates esophageal mucosal injury in a chronic model of reflux esophagitis

要旨:
逆流性食道炎の慢性モデルは、ラットの幽門の結紮と閉塞によって確立した。イソラムネチンを投与すると、オクルディンとZO-1の発現を上方調節し、MMP-3および9の発現は下方調節して、食道のバリア機能を改善した。イソラムネチンはまた、IL-1β・IL-6・TNF-α・iNOS・マロンジアルデヒドを減少し、HO-1の活性を増強した。