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脂肪細胞のミトコンドリア生合成とAMPK活性化に関するイソラムネチンの効果

Effects of Isorhamnetin on Adipocyte Mitochondrial Biogenesis and AMPK Activation

著作名:
Mak-Soon Lee
Yangha Kim
出典:
Molecules
2018
23
1853
DOI:
10.3390/molecules23081853
キーワード:
前脂肪細胞
3T3-L1
分化
脂肪細胞
イソラムネチン
脂質生成
ミトコンドリア
要旨:
前脂肪細胞3T3-L1が脂肪細胞に分化する際の、イソラムネチンが果たす役割を検証した。3T3-L1をイソラムネチンで処置すると、細胞内の脂質および中性脂肪の蓄積を阻害した。イソラムネチンは同時に、脂質生成に関する遺伝子の発現もmRNAレベルで阻害した。一方、ミトコンドリア関連遺伝子のmRNAは、イソラムネチンが刺激となって、発現が活性化した。