ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン-3-β-O-D-グルコシド(イソケルセチン)の抗ジカウィルス活性

Antiviral activity of quercetin-3-β-O-D-glucoside against Zika virus infection

要旨:
イソケルセチンは、ジカウィルスにEC50 = 1.2 μmol/Lの抗ウィルス活性を示した。ジカウィルスに感染させたマウスに、1日50 mg/kgのイソケルセチンを7日間投与し、PBS投与を比較対照とした。7日以内に比較対照群の6匹全てが死亡したのに対し、イソケルセチン群は60%の生存率であった。