ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ストレプトゾトシンで誘発した糖尿病モデルラットにおける、高血糖およびストレス蛋白質の発現に対するケルセチンの保護効果

Protective Effects of Quercetin on Hyperglycemia and Stress Proteins Expression in Rats with Streptozocin-Induced Diabetes

要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病モデルラットにケルセチンを投与すると、空腹時血糖値とマロンジアルデヒドが顕著に低下し、抗酸化能が向上した。ケルセチンはまた、各種ストレス蛋白質(HSP27・HSP70・HSF-1・グルコース-6-ホスファターゼ)のmRNAの発現を低減し、反対にグルコキナーゼを増大した。