ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ストレプトゾトシンが誘発した糖尿病モデルラットにおける、ケルセチンとシタグリプチンとの組合せの影響

Modulating impacts of quercetin/sitagliptin combination on streptozotocin-induced diabetes mellitus in rats

要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病モデルラットに、ケルセチン(50 mg/kg)と既存薬シタグリプチン(70 mg/kg)との組合せを投与した。その結果、組合せはシタグリプチンの単独投与時と比べて、血中のC-ペプチド・マロンジアルデヒド・SOD・GSH・NF-κBをより正常値に近づけた。組合せはまた、ランゲルハンス島の数、β細胞の数・総面積・周囲長、β細胞の免疫染色強度も正常化した。