ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンが糖尿病とその合併症から保護する証拠: 文献のシステマティックレビュー

In vitro and in vivo evidence that quercetin protects against diabetes and its complications: A systematic review of the literature

著作名:
Guang-Jiang Shi
Yan Li
Qiu-Hua Cao
Hong-Xi Wu
Xin-Ying Tang
Xing-Hua Gao
Jian-Qiang Yu
Zhen Chen
Yong Yang
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2019
109
1085-1099
DOI:
10.1016/j.biopha.2018.10.130
キーワード:
総説
糖尿病
糖尿病合併症
ケルセチン
要旨:
糖尿病と糖尿病の合併症に、ケルセチンが有効性を示したin vitro研究と動物実験の総説。糖尿病に関しては、血糖症の改善・β細胞への作用・グルコースの各組織への取込みの促進・インスリン抵抗性の改善・α-グルコシダーゼの阻害に章分けして、ケルセチンの効果を論じる。糖尿病の合併症に関しては、腎症・生殖器損傷・神経変性疾患・網膜症・肝障害に章分けしてケルセチンの抗炎症・抗酸化・抗アポトーシス・オートファジーの調節・鉄代謝の調節の各作用を論じている。